EclipseでWebアプリケーションをリモートでバックする方法。
リモートデバッグができると、EclipseでVisualBasicのようなブレークポイントデバックができるようになります。ただし、Tomcatの場合、SysdeoTomcatプラグインを入れると以下の手順を踏まずにブレークポイントデバッグができます。
デバックされるアプリケーションサーバー側の準備
アプリケーションサーバーの起動バッチに以下のような
JVMパラメータをセットする。
以下を参照のこと
http://www.eclipsewiki.net/eclipse/?cmd=read&page=%A5%EA%A5%E2%A1%BC%A5%C8%A5%C7%A5%D0%A5%C3%A5%B0&word=%A5%EA%A5%E2%A1%BC%A5%C8%A5%C7%A5%D0%A5%C3%A5%B0
この設定で
TomcatとHitachiの
Cosminexusは起動確認済み。
IBM WebSphereの場合は管理コンソールを開きログイン。
メニューの サーバー>アプリケーションサーバー を開く。
サービスを提供するサーバーのリンクを押す。
[デバッグサービス]を押下。
[始動]のチェックボックスにチェックをして状態を保管した後にWebSphereを再起動。
この際に普通にアプリケーションをインストールしていれば、デバックポートに7777ポートが割り当てられ、デバック引数やクラスフィルターに値が入っているはず。この値はサーバーの設定変更で変えられるが触らなくてよい。
Eclipse側の準備
ブレークポイントをソース上の止めたいところで設定。(設定したい行の左端に
マウスポインタをもっていき、ダブルクリックをするか、右クリックを行い「
ブレークポイントの追加」を選択)
実行>
デバッグでデバックダイアログを開く。
左ペインで[リモート
Java アプリケーション]を選択し、下の方にある[新規]ボタンを押下。
新規設定画面が表示されるので、[名前]にプロジェクト名(何でも良い)、[プロジェクト]にプロジェクト名が入力されていることを確認し、接続プロパティーのポートに、
アプリケーションサーバー側で設定した
デバッグポート(7777など)を入力。後はデフォルトのまま。
[デバック]を押すとWebSphereにリモート接続する。
ブラウザでアプリケーションを実行すると、
ブレークポイントでとまる。
再生ボタンを押すと
ブレークポイントで止まっているプロセスが再開される。
※WebSphereに付いては05/01/12追記。
WebSphereの場合、WebSphere自体が重いのでブレークポイントデバッグするのはかなり良いマシンでないと気持ちが悪い。