熊野古道に行ってきた
梅雨入り直前の時期に熊野に行ってきました。交通機関の都合で、通常の参詣順路の逆で、先に熊野三山に参拝してから、最後に田辺市の熊野古道を歩く行程を立てました。西日本に住んでいる友人と和歌山県のJR新宮駅で集合。 まずは新宮の近くにある熊野速玉大社にお参り。 境内にあるナギの木。日本最大のナギらしい。 神社の境内に梅製品を売る売店がある。さすが紀州。この売店も川原家という昔ながらのプレハブらしい。
"新宮は木材輸送で栄えた町ですが、伐採された木材を筏にし、熊野川と北山川を下って新宮に運ばれていました。この筏流しの歴史と密接な町が過去に形成されていました。川原に造られた町で、洪水の時には家をたたんで避難し、水が引くと家を建てるという組み立て式の家屋で川原家(かわらや)と呼んでいました。"
http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/nihon_kawa/86066/86066-1_p1.html というようなことを売店の方が説明してくださった。 この梅ジュース、すごくおいしかった。 近くの神倉神社にも行ってきました。私の写真ではいまいちわからないのですが、すごく急な石段が合って、地元の高校生?が部活のトレーニングやってました。この神社のお祭り、お燈祭では、この階段をたいまつを持った男性たちが駆け下りるのだそうだ。すごい。 ゴトビキ岩。 新宮市街。 新宮市から勝浦へ移動。本日は勝浦のホテルに宿泊します。大きなホテルが何件か岬の方に合って、専用のフェリーでホテルまで運んでもらいます。竜宮城に行くイメージなのか? このホテルは温泉がたくさんあるので、一泊では入りきれない。また行きたい。 勝浦はレトロ感ただよう、いかにも観光地という感じの場所でした。まぐろが名物らしい。 二日目は熊野那智大社と熊野本宮大社へ。 この参道が熊野古道のメインの道の一つで、観光バスから人がいっぱい降りてくるポイントです。 農協で地元っぽい食べ物を買って駅前で食べました。 バスに乗って熊野本宮大社へ。 大斎原(おおゆのはら)。元々本宮大社があった場所。鳥居でか! この日は近くの川湯温泉にある亀屋旅館に泊まりました。とても時代を感じさせる建物なのですが、気持ち良いサービスで、ご飯がおいしかったです。川の中にある温泉も入りたい放題(水着着用)。 ちょうど鮎漁が解禁ということで、旬の鮎が出てきました。おいしかった。 夕食の後は、ホタルが見れるというので旅館の車で連れて行ってもらいました。いい時期に行ったなぁ。 さらに、次の朝は早く出発するので朝食は不要と言ったら、おにぎりを作ってくださいました。 三日目はメインの熊野古道を歩く予定。通常の歩きとは逆で、池尻王子という地点を最終地点として目指す旅程をくみました。 昨日から小雨が降っていたので、古道を歩くか歩かないか迷ったのですが、レインコートを着て決行することにしました。バスに乗って来栖川バス停で下車。30分ほど山道を登ると高原霧の里に到着。 地元のおばあちゃん達が売り子をしている休憩所でしばし休憩。雨でお客さんが来なくて暇だったのか、いろいろとお世話して頂いた。草餅とピーナッツ餅、美味しかった。 飯盛山というおいしそうな名前の山。 古道っぽい道。 1、2時間歩いてゴール地点の池尻王子到着。 田辺市のスーパーで梅を買って山分けして帰途につきました。梅の本場で買いたかったのだもの。
雪の高尾山
珍しく東京に雪が降って少し積ったから、高尾山に登ってきた。 通勤時間帯。この日は中央線も京王線も雪の影響で遅延していて、こんな日に高尾山に登るなんて、と思いきや、物好きな人は多いみたいでケーブルカーにもお客さんは数人乗っている。さすがにリフトは運休していた。 ケーブルカーの山頂駅周辺から見下ろすと、夏の風景とはちがって、すべてが凍っているような。 ケーブルカーを降りて、山頂まで歩く。時おり、他のハイカーの方の新雪を踏みしめる音と、遠くで列車の音が時々聞こえる。それ以外はとても静か。音は雪に吸い込まれてしまうのか…と雪になれていない私は改めて気付く。 ゆっくり歩いて45分くらいで頂上。頂上付近のトイレで年配の女性とお話しした。この方は雪が積もると高尾山に登るのだそうだ。新しく積もった雪は滑らないからアイゼンなしでも大丈夫なのよ、とか、4月には桜がきれいだけど、裏高尾の方面は菫がきれいで、その時期も必ず登るのだとか。こうやって山に鳴れている方のお話を聞けるのはありがたい。普段、町中ですれ違っても、こんな話なんてできないだろうに、山だと素直に人と挨拶したり会話できるのが不思議だ。 頂上に着いた後、もうちょっと歩きたい、と思って陣馬山方面への道を行ってみたのだけど、今までよりも雪が深い。この先はもう無理だな、と諦めて引き返そうとしたときに、東屋にいる男性から声をかけられて、暖かいコーヒーをいただけることになった。普通のインスタントコーヒーなんだけど、すごくおいしく感じた。これ以上はアイゼンがないならいかない方が良いよとか、世間話をちょっとして、もう二度と会うことも無いであろう方と別々の道を出発した。 下山途中にウサギっぽい足跡を発見した。夏の人が多い時などにはなかなか実感できないけど、高尾山にはいろいろな動植物が生息している。 下山する頃にはまた雪が降り始めて、この後も雪は数日間、高尾山に残ったと思う。 後日、また休日に雪が降ったので、再度、登ってみた。 これは何かの鳥の足跡。
山手線2周目
山手線を1周した後、ネットで他の方々の一周体験記を読んでいると、 @nifty:デイリーポータル:夜の山手線一周 というページを発見。私もやってみたくなり、2周目を敢行しました。
今回は仕事帰り、21時頃に恵比寿のウェスティンホテルで24時間レンタルできるレンタサイクルを貸して頂きました。高級!サドルがイイ!お尻がいたくなさそう。 目黒のモスバーガーでご飯を食べて出発。
品川と田町の間にある、かなり低い線路下。タクシーの抜け道のようで、かなりの交通量。
秋葉原にこんなに人が居ないなんて。
アメ横。真夜中と言っても、東京はどこかしらにホームレスのおっちゃんや、朝まで飲んでる人など、チラホラいるものです。
朝方、ゴール。あれだ。高級自転車でも、お尻は痛くなるのです。
レンタサイクルの返却時間までまだ時間があるので、大田区の自宅まで帰って爆睡。山手線から東急池上線、大井町線辺りはアップダウンが多くて、かなりの難所です。